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zoom RSS 思いがけず養子登場の本

<<   作成日時 : 2016/12/08 15:38   >>

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手当たり次第に別に選ぶこともなく読む本に

やはり、思いがけなく「養子」が出てきます。

ま、離婚や母子家庭とかもよく出てくるし、そんなレベルなのかな・・・



今回は、朱川湊人さんの 「私の幽霊」というのを読みました。

副題に「ニーチェ女史の常識外事件簿」とある通り

幽霊あり、オオカミ人間みたいに変身できる女の子あり、

常識外の面白いお話がいっぱいの、気分転換にはぴったりの一冊。



で、その中の 「テンビンガミ」というお話に、養子登場。

肉親の縁薄く、(想像を絶する境遇!)

養子となるが引きこもりに陥り、

成人しても、結婚出産でも不運続きという

不幸を絵にかいたような作家さん。

ま、その不幸があってのデビューがあったわけですが。

その担当者・ニーチェ女史が

姿を消した作家さんを探して辿りついた、超田舎の寒村。

そこに祭られているテンビンガミのお堂でおこもりする儀式に
                           (村人の成人儀式)

不幸な作家さんは、村人に混じって参加していたのでした。


(以下ネタバレあり、これから読もうという方は、ご遠慮くださいね。

読み終わってからのまたのお越しをお待ちしております〜♪)



寒村の貧しさに、土地の神様が同情して

「村人たちの不要な何かと、望む何かを取り替えてやろう」と提案。

荒れ地の石と同量の米を

いや食べたらなくなる、一生分の銭がいい

それよりも持ち付けない銭を持つとお互いを疑い、これまでの暮らしは出来なくなる



う〜ん、村人たちの迷い、わかりますねぇ・・・。

あなたなら、どうしますか?

神様との取引って、後からなんかありそうで、ちょっと怖いわね。



で、最後に、惨めな暮らしをしている女性の提案が受け入れられ・・・

(ここが山場なので、これから読む方は、ここから絶対読まないでね!)



何もない貧しい村の人たちは、

「憂いの重さと喜びの重さをとりかえてもらった」 らしい。

悲しみや不安は重く、喜びや幸せは軽い・・・

もしその二つの重さを取り換えることができたなら、どれだけ生きやすくなるだろう。

悲しみはすぐ心から流れていき、

喜びは長く深く、心に留まり続けるのだ。

それが正解だとしたら、本当に素晴らしいことだ・・・と思ったとき

私は譲谷村の住人たちの人懐っこい笑顔を思い出していた。

「もしかすると村の人たちは、はるか昔から

そのテンビンガミの魔法にかかっているんじゃないでしょうか?」  

「或る意味、世界でもっとも幸福な村ですよ。」     (本文より)







この作家さんは、唯一養父母に愛され守られたようで

そこは、ほっとして読みました。

で、この養父母さんは、養女のこの取り換えを知れば

きっと 「よかった!」と大喜びすると思いました。

幸い、うちの養女は呑気に普通に育ちましたが

授かった子供がクヨクヨしたり、悩んだり

あるいは幼いころの辛い記憶が残っていたりしたら

どんなにか心配している養父母さんもいるだろう、と思うと

このお話の中の「テンビンガミ」の堂籠りの儀式が実在したらいいのに、と

願わずにはいられません。





もしかして

「うちの田舎にあるよ」って方がいらっしゃれば

ぜひぜひお知らせくださいね!

お堂籠りができれば、宝くじが当たるよりもラッキーですよね。







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