去年の3月18日

去年の今日は、アンから
「無事着きました。心配かけてごめんね」
とメールが届いた日。
そう、ゆっくりする予定だった里帰りを急遽切り上げて大騒ぎの末カナダへ戻った日なんです。
17日(こちらでは18日の早朝)のお昼までに空港に到着しなければ外国人の入国はストップする、というGieちゃんの朝の電話から始まった綱渡りのような1日、到着しても事情が変わっていたら、とんぼ返りになる恐れもあったけれど、それでもいいと敢行したアン。
ま、そうまでして戻りたい場所があり、待っていてくれる人がいるのは幸いだと思いつつ見送ったのでしたが。

それまでは年末からのニュースもどこか他人事だったコロナの影響を、遅まきながら実感した日になりました。
あれから丸1年。
こんなに長いことアンに会えないことになるとは・・・。
カナダへ渡ってこの5月で3年になりますが、アンも3回帰ってきたし、その間にこちらからも遊びに行ったし。
予定では昨年の秋のカナダを楽しむことになっていたのだけど、どうやら今年の秋もそんな状況ではなさそうです。

行きたいとき行きたい場所に行けたのが、まるで嘘みたいです。
アンとも話したのですが、規模は違いますが、戦争が始まりあれよあれよという間に暮らしが変わってしまうのはこんな風だったのかと。
噂を遠いものと聞き、すぐに終わるだろうと楽観している間に巻き込まれて、全く違う生活に慣れるしかない。
晴れた空を忘れるほど長く、どんよりと暗い雲に国中が覆われたまま・・・。

今後思い出がよみがえる時、自然に
BC(beforeコロナ)
AC(afterコロナ)
と分類されて心に浮かぶようになると思います。
自由なBC]時代のアンとの思い出は、たっぷり30年分ありますが、ACの分はまだちょっぴり・・・

でも、ライン電話もあるし、元気な笑顔も画面越しに見られるし、ACなりの思い出もたくさん手に入れるつもり。
静かに暮らす老後には、ゆっくりと繰り返し思い出し反芻して甘やかな時間を楽しむために。

え、老後って何才から? って訊かないでね。
戸籍上は70歳になりましたが、身体はともかく心はまだまだ柔らかく弾んでいるつもり。
新しく始めた一閑張り教室が楽しくて楽しくて、少しでも先生に褒められると子供のように嬉しくて、次のお稽古日が待ち遠しくてワクワクしています。
上手になったらアンに大ぶりの「市場カゴ」を作ってあげたいのです。
一昨年、一緒にに行った公園の週末のマルシェで色とりどりのベリーを買ったけど持ち帰るのに苦労したのを思い出して、今から底の広い竹かごを探しています。

AC時代の楽しみ方もぼちぼちみつかる静かな日々もありがたいものですが・・・
世界中が落ち着いてBCj時代に戻ることを切実に願っています。

カナダはなんとか頑張ってコロナを乗り切ろうとしているのが救いです。
(初期に奥様がコロナに感染したので、愛妻家の首相がめっちゃ切れたとか切れないとかで)
アンたちは今月中に引っ越しをして、新しい暮らしを始めようとしています。
また、遊びに行きたいなぁ。

そうそう、引っ越しに際して、アンがふと言ったこと。
「この半年ぐらい、ずっとベッドバグ(南京虫みたいなの)に悩まされてたけど、5回の駆除ですっかり収まって最近は快適だったのがよかった。
この部屋を又好きになれて、好きな気持ちでお別れできるのが嬉しい。」

こういう考え方の出来るアンが、やっぱり大好きです!
(毎度のことですが結びは親バカ満載です。笑ってご容赦を。)


   See You~  




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