バレエにまつわる話題から枝葉を広げるガールズトーク
一時間ほど前、アンから動画が届きました。
「少し青空見えたよ」と。
8階の大きな窓から向かいのビルはやや傾いた日を受けて輝く。
白い雲に水色の空、秋から春の終わりまで雨の多い街なので、貴重な晴れ間。
現地時間は午後8時半。
これから散歩も愉しめそうな明るさに、もう三年目なのにびっくりしてしまいます。
すぐに返信したのだけど、空模様だけ報告したら気が済んだのか、返事はありません。
遅い夕食でもとってるんでしょうか・・・?
ま、こちらもあまりマメにチェックしないので、返信が翌日になることも多々あるし、お互い様ののんびり親子です。
ほんのこの前、さんざん電話でおしゃべりしたから、あらためてラインが入ることもないかもね。
で、前記事の続きですが。
YouTubeでのバレエの舞台の話を散々したあげく、一緒に観た生の舞台の思い出話になりました。
といっても、素人なので、
「ローラン・プティのときは、半分居眠りしちゃったね!」
(現代的なコンテンポラリーだったので、ちょっと・・・)
などと、こんな田舎に来てくれた大御所様の舞台に失礼な思い出も混じる。
そんな中、高額なチケットをやっととったのにアンが見逃した回を思い出した!
当時飛ぶ鳥落とす勢いの熊川哲也さんの「白鳥の湖」

まさかまさか、地元で公演があるとは!
まだ高校生だったアンとワクワクして公演日を待ってたのに・・・
「今までで、いちばんきれいな舞台だった」
「いいなぁ、ママ・・・」
「とにかく、衣装が斬新って聞いてたけど、ほんとに素晴らしかったよ」
「観たかったなぁ・・・」
「ドタキャンしたの、アンでしょ。仕方ないわ。観せたかったなぁ」
そうなんです、まさかの二日前のドタキャン!!!
理由は・・・
「その日、彼の誕生日だから、アタシ行けない」
まだお付き合いして一か月ぐらい?の何人目かのボーイフレンド。
母は叫びましたよ。
「彼の誕生日は一年一度だけど、Kカンパニーの舞台はたぶんこれが最後よ!」
それでも行かない、というので高校時代の古い友人を誘ってみました。
ちょいミーハーなので、バレエというより熊川哲也氏に興味津々。
「でも・・・チケットお高いでしょ」
「いいわよ、おごるわよ、どうせ無駄になるんだから。一人で観るのもなんだし。」
タイガースにのぼせ、ビートルズを聴き、装苑のモデルさんやツイッギーに憧れた高校時代にたまに戻るのもよし。
じつは前日に、アンったら彼と大喧嘩の末お別れしちゃったのです。
でも今更「じゃあアンと・・・」とはなりませんでした。
事情を話せば友人はわかってくれたでしょうが、そこはそれ、躾ってものでしょう。
しょんぼりしてるアンを残してさっさと出かけた母も、辛かったんだよ。
自分の勝手な都合に合わせて物事は進まない、ってことをアンが学べたのだから、あのチケットも振り返ればそれほど高くはなかったかも。
ほどなく熊川哲也氏は舞台から退きましたから、まさにアンには幻の舞台になりましたね。
そんな話から、歴代の(といってもそれぞれお付き合いは数か月で終わった)ボーイフレンドの思い出話へと枝葉を広げていきました。
30代のアン、今だから話せるあれこれがボロボロ出てきましたぁ~
次回に続く・・・・

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