高校野球・誘いを断った球児

暇つぶしに マシューは携帯の画面で 甲子園観戦中。

いやそれはいいんだけど、何かとうるさい。

例えば 勝つためにプロっぽい手口を駆使する球児たちには 批判的。

「監督のいうままに動いてるんじゃないの、いいじゃん、ほっといたら」

と 諫めても 団塊世代は頭固いのねぇ。 あ うちだけ? すいません。

勝てばいい、とばかりに 姑息な手段も厭わないチームには 怒ってます。



高校生なんだから 若者の真っ直ぐさが欲しい、と吠えるマシュー

だから観るのやめときな、暑くなるだけじゃないの。 こっちまでとばっちり。



あ そういえば・・・・・。

三男坊がアンと同級生で とても親しくしてもらってるカモメさんちの長男くん。

野球が大好きで 中、高と そういえば熱心にカモメさんも応援してたっけ。

この子は 優しくて真っ直ぐで カモメさんは むしろ心配してました。

真っ直ぐすぎて 世渡りが下手なんじゃないかしら? って。 母心ですねぇ。



この長男くんの話をすると マシューは大喜びしてました。

以下、かいつまんで 長々と(?)ご紹介しますね。



小児喘息で苦しんでたのが嘘のように 中学校では野球部で大活躍。

二人の弟の面倒もみるし 勉強も頑張るし 単身赴任の父親がわり。

しかも 少し垂れ目気味の 中村俊介似のイケメンくん。



高校進学時には 県下では甲子園出場最有力校からお誘いがありました。

カモメさんは もちろん大喜びでした。

「あの子は 小さい頃からの憧れの甲子園でプレーできるかも!」

ところが

長男君は きっぱりと辞退しました。

「去年の甲子園の試合をみたから 絶対あの監督の下ではやりたくない!」

そう、大変物議をかもした 「勝つためだけの」 試合内容が

真っ直ぐな長男君には NGだったようです。



「あんたの夢やったんやろ、甲子園。 あの学校が最短距離やろ?」

「あんな試合で出るんやったら おれには甲子園の意味無いわ~」

さっさと 公立の進学校の理数科にターゲットを決めて猛勉強。

息子の甲子園の晴れ姿を夢見ていたカモメさんを 随分嘆かせました。

ここはマシューの母校で 同じ理数科出身なので マシューは大喜び。

「おっその子は見込みあるわ! そうか、そうか!」ってあんたに言われてもねぇ



「入学後に知ったけど、参ったわ~ 

理数科だけ 始業前と放課後に 一時間ずつ特別授業があるんやって~」 と

早朝からの二食分のお弁当作りに カモメさんは ため息。

もちろん 野球部に所属して練習も頑張っていましたが 甲子園には届かず。

勧誘してきた某私立校は たびたび甲子園に出場していましたが

長男君は きっぱりと 

「おれはこの学校でよかったんだ。良い先生にも出会えたし」 と言い切り

まさに 我が青春に悔い無し の3年間をすごしたようでした。



今は 広島カープが大好きだから、と広島市で社会人となり

生涯の伴侶もみつけ 今年は男の子のパパになり・・・・・

我が人生に悔い無し*現時点 の 長男君です。

君のえらんだ道は 大正解だったと思うよ。

いつまでも あの真っ直ぐな気持ちのままで 幸せに暮らしてね。



あ そういえば・・・・・

うさぎ
の古いともだちの ガラシャ夫人とこの次男坊くんって

去年 野球で引っ張られて 関東の大学へ行ったんだっけ。

(ちなみに長男は お笑い芸人めざして 修行中・・・)

夏休みもない、って去年は弱音吐いてると聞いたけど、今年はどうかしら?

末っ子って 甘えん坊だからねぇ。

とはいえ その子が行きたい、と言えば 親は行かせてやりたいよね。



スポーツ枠で入学した学生が 競技でそれなりの成績を出せない場合は

学校での扱いというか 位置づけって どんなものでしょうね?

居心地悪くなったりしたら 今どきのお坊ちゃまたちって 折れやすそう。

高校ではチーム一!と自負していても 一番ばっかりが集まるんでしょうしね。

なんとか ドロップアウトせずに 自分を大切にして←甘やかすって意味じゃないよ! 

強い心を持って欲しい。    そう願うばかりです。

君たちの進む道には 選択肢が無限にあるんだよ!

広く見渡せる目を養って 自分を追い込まないでね。  

(と この年令になると解ること・・・・はたちそこそこじゃ、無理かぁ)   




スポーツ枠といえば

アンの中学校でも そのために辞めていった女の子がいました。

次回はこの かなえちゃんのお話でも。




   To be continued・・・・・・・ 









"高校野球・誘いを断った球児" へのコメントを書く

お名前
ホームページアドレス
コメント