アン夫婦の帰省#4

次の日は仕事や!と言い張るマシュー

せめて朝はゆっくりして。それぐらいのワガママは通るやろ と

引き留めて、4人で和洋食なんでもこいのバイキングの朝食。 

ついつい盛りだくさんになったうさぎのお皿に 食えるんか、そんなに。

大丈夫、自己責任でしっかり残さずいただきますって。

あ、でもマシューの見落としてた肉じゃがは、少しわけてあげるよ。



ひそかに耳打ちしておいたとおり

遠いところを、ご苦労さん。

次はこっちが行くから、日本海あたりの温泉で泊まろうや。


と、ちゃんと若夫婦に挨拶と社交辞令がいえたマシュー

ふふ、やれば出来る子やんね。

出不精なんで、実現するかどうかわからないけど・・・行けたらいいなぁ。



3日目のお天気も、薄曇りながらさほど寒くなくて、よかった!

せっかくだから、「千とちひろ」のお湯屋さんのモデルになった、

日本最古の温泉の元湯の建物ぐらい、見てってね。

昔はなかった駐車場へ、矢印の通り走ってみると どんどん丘をのぼり

そこは 「湯の神社」  温泉の神様が祀られていました。

Gieちゃんの仕事に縁があるので、二人して熱心にお詣りしてました。

思いがけない僥倖でした。  


とことこ歩いて、古い温泉の建物を一巡り。

ついでに商店街も通り抜けて、すっかり観光客気分で、土産店をひやかし

さらに立派なお城へも足をのばしたら・・・

(全国どこでも力を入れてる)ゆるキャラのお殿様が登場し  

若夫婦は大喜び。 

お殿様とも、随所にある顔出し絵看板でも、もれなく記念撮影してました。



2時間あまり離れたきつね県で、お昼の予定だったので、早めに出発。

帰り道にあるし、アンは大のお気に入りだし、むこ殿も好物というので

例の「牡蠣食べ放題」のお店を予約してあったんです。

平日で、セ~~~フッ!

人気店は、土日はたいへんな混みようだそうです。



早めについた瀬戸内海のほとりの、小さな町。

店から離れた駐車場を探してると、あら!

「平賀源内旧宅」の矢印が。

まだ、1時間あるね~ 行ってみる? と、寄り道。

キテレツ大百科のご先祖様やん~  そやな! 

そ、そうなの? なんかようわからんけど・・・。

アニメ世代の2人、面白がるツボも一緒みたいで、盛り上がってます。

うさぎは、昔SFマガジンで読んだ時空を行き来する源内さんが印象に残ってるけど
         (すいません、うろ覚えです。確か眉村卓さんのだった)

陶器も始めるし、絵も描くし、発明もするし、お芝居の台本も本も書くし、

日本のダ・ヴィンチと言われる多才ぶりに、改めて感心しきりでした。



復元されたエレキテルのハンドルを回して 火花を散らしたり 

薬草園を見ながら、ストーブに沸いてる薬草茶をごちそうになったり 

小学生にもわかりやすいレベルで、ミニシアターで源内さんの生涯を学んだり

うさぎも、初めての場所だったので、楽しいひとときを過ごしました。



さて。

牡蠣のお店は・・・言わぬが花のふたりの食べっぷり。

この前の(大阪の)牡蠣のお店、美味しかったけど・・・

うん、ぼられたか、思うほど高かったなぁ・・・

ここは大丈夫やから、もっと焼こ!  と、エンドレスの食欲。



早めに店を出て、可愛い電車に乗って大きな駅までいき、

そこから長距離バスに乗り継いで、うさぎはひとりで帰ってきました。

2時間食べ放題に付き合うのは、さすがに体力が、食欲が、もたない。

なに、月末には又大阪にいくから、又ゆっくりおしゃべりできるし

とくに別れを惜しむほどではないのね。



もっとも、公共交通を乗り継いでの帰宅は 車の倍以上時間がかかり

田舎はやっぱ車が便利! と思い知らされましたけどね。

「帰ったよ!」とアンのお礼メールを受けたの、まだバスの中だった・・・




春あたり、マシューと大阪方面に出かけて

Gieちゃんのママも誘って、5人であちこち出来たらいいなぁ。

第一希望は、パンダの赤ちゃんを見られる白浜温泉だな。 









 

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