養子と里子は似て非なるもの#2

養子という言葉は知っていました。

里子という言葉も知っていました。

というレベルで踏み出した、養子縁組への道。

そんな27年前のわたしの思ったことなどを、書いています。

決して詳しくも正確でもない知識の中でのお喋りですので

真剣・かつ真面目にお勉強を目指している方には申し訳ないです。

普通の結婚をし、普通の家庭を持ち、ただ、普通の出産をせずに

特別養子縁組で 普通の子育てを経験できた母のおしゃべりです。

暇つぶしには、いいかもしれません。

お時間があれば、ゆっくりしていって下さいね。



     *   *   *   *   *



 なぜ養育里親でなく養子縁組なのか・親の立場で


子育てしてみたい、という好奇心と

夫婦だけの気楽な生活を享受するだけでは、どことなく空しい、という気持。

そうだ、産めなくても養子ってものがある。

思い立って児童相談所でいろんな話を聞きました。

その時、沢山の里親さん達が活躍していると知りましたが

私たちには、養子縁組が向いていると思いました。

里親さんの活躍は素晴らしいし、経済的にも手当があるなら

何人もの子ども達に家庭を与えることが可能なのだ、と知りましたが

はっきりいって、かなりハードルは高いな、その力は無い、と

養育里親を選ぶことは即座に切り捨てました。

当時は、将来の教育資金への不安もよぎる経済状態でしたが

世間ではどの親も子育てしているし、何とかなるなる~♪ と

楽天的に考えていました。

2人、あるいは3人、4人ならともかくも、1人の子どもなら

夫婦で頑張れば進学だってさせられるはず、とよく話し合ったものでした。




じつは当時飼っていた愛犬に、目一杯の愛情をそそいでいたので

短期間でも長期間でも、預かるだけでやがて手放す里親は

想像すら出来ない辛さだろう、と愛犬と重ねて考えたんです。

好みも性格も知り尽くしたこの子を、ヨソへやるなんて、とても出来ない。

困ったときは、いちばんに私の所へ駆け寄ってくる、この子を・・・。


犬と子どもを一緒にするなんて!とお叱りを受けるかも・・・

だけど、それが当時のわたしの正直な思いでした。

慈しんだ小さな魂と別れる強さは、持ち合わせていない、と自己分析。



それに、里親登録のための勉強会に出るたびに

里子さんや実親さんとの節度ある関わりの大切さを知り、

これまた、未熟な私たちには途方もない壁だと思えました。



マッチングが思わしくなければ、委託を解除する事も出来る。

そういう里親制度だと、未熟な私たちには覚悟が足りなさすぎて

どっちつかずのややこしい悩みをかかえそうな予感もありましたし

なにより、丸ごと根こそぎわが子として引き受けて背水の陣をしくことが

初心者の私たちには、むしろ楽な道なんだ、と思えました。



親のいない子どもがいて、子どものいない私たちが、100%親になる。

そう、ごく単純なスッキリした形のほうが、きっと上手くいくはず。

経験もないのに、根拠のない自信が、フツフツと湧いてきました。

この前年に特別養子縁組制度がスタートしていたことも

タイミングよく、頼もしく、嬉しいことに思えました。




   To be continued・・・・・











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